数独の解き方【初級編①】「数字からレーザー発射〜!」法

数独の解き方を紹介します。
解き方の初級編は2つありますが、そのうちの一つである「レーザー発射法」という方法を紹介しましょう。
数独の問題を解くときは、まずはこれから始めるという、とっても重要な方法です。
数独の解き方【初級編】「レーザー発射法」
数独を解き始める際、
「どの数字がすでに多く入っているかどうか、ということに注目する」
というのは一つの手です。
例えば、「盤面のあちこちに3があるなぁ」「このタテ列には数字が4個も入ってる!」といった具合です。
以下の例題では、数字の最も多く入っている中央ブロック(下図の緑色)に注目してみます。
このブロックにはまだ5が入っていません。どこかに5が入るはずですね。
そのマスを見つけるために、こういうことをしてみましょう。
「5のあるマスからレーザー発射〜!!」
上図のように、5のあるマスから緑色ブロックへ向けてレーザー(青色の矢印)を発射しました。
レーザーの通ったマスに5が入らないということはわかりますか?
ルール【A】【B】によって、タテ一列やヨコ一列に同じ数字は入れられないんですね。
【A】どのタテ一列にも同じ数字は入らない。
【B】どのヨコ一列にも同じ数字は入らない。
【C】太線で区切られたどの3×3ブロックにも同じ数字は入らない。
だから、残りのマス(水色)に5を入れるしかありません。
同じ方法で、下図のように他のいくつかのマスに数字が判明します。
例えば、左上のブロック(ピンク色)では2が判明し、右側のブロック(オレンジ色)では8が判明します。
他の数字も、なぜ判明するのかはレーザーをいろいろ発射して考えてみてください。
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タテ列やヨコ列にも注目しよう
注目するのはブロックだけではありません。
タテ列やヨコ列に注目することも大事なんです。
下図のように、中央のタテ列(緑色)に注目して5のマスからレーザーを発射してみると、5の入るマスは1つしかないということがわかります。
3×3ブロック全域にわたる特殊レーザーも発射しよう
さて、今までは直線レーザーを発射してきましたが、発射できるのは直線レーザーだけではありません。
3×3ブロック全域にわたる特殊レーザーも発射できるんです。
下図のヨコ列(緑色)に注目してみましょう。
このヨコ列にはまだ7が入っていませんが、どこに7が入るでしょう?
またレーザーを発射して探ってみます。今度は特殊レーザーも発射しますよ!
上図のように、7のあるマスから緑色ヨコ列へ向かってレーザー(青色の矢印)を発射しました。
3×3ブロックへの特殊レーザーもあることに注意してください(うねうね曲がるレーザーなんてレーザーじゃない! とかいうツッコミは勘弁してください)。
レーザーの通ったマスに7は入らないので、残りのマス(水色)に7が入ることになるんですね。
特殊レーザーが発射できるのは、ルール【C】のおかげです。同一ブロックの中に同じ数字は入れられないんですね。
【A】どのタテ一列にも同じ数字は入らない。
【B】どのヨコ一列にも同じ数字は入らない。
【C】太線で区切られたどの3×3ブロックにも同じ数字は入らない。
数独を解くことにおいて、レーザーを発射するというのは最も基本的な方法です。
どんな問題でもまずはレーザーを発射してみる
これは必ず頭に入れておいてください。
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問題に挑戦してみよう
ここで学んだ「レーザー発射法」を使って練習問題を解いてみましょう。
以下の問題に挑戦してみてください。
[問題掲載予定]
まとめ
- どんな数独の問題でもまずはレーザーを飛ばすところから始めよう
- 数字から飛ばしたレーザーが通過したマスは、その数字は入らない
- レーザーには二種類ある
①直線レーザー:タテとヨコに直線的に飛ばす
②特殊レーザー:同じ3×3ブロック内を網羅的に飛ばす
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ディスカッション
コメント一覧
脳の老化を遅らせるのに良いと聞き、はじめて数独をやりましたが、2時間がんばっても袋小路状態でした。この記事がとても参考になり、また頑張ろうと思いました。ありがとうございます。
いつもお世話になっております。初歩に戻っています ぶつかってばかりです コツはないのかなと思っています。夜遅くまでやって夢まで見ます