日常生活に隠されたいろいろな確率 – 確率の中を私たちは生きている

2018年3月14日

この記事ではこんなことを書いています

日常生活には、確率が溢れています。

しかし、私たちはそれに気づかず忙しい普段の日常生活を過ごしています。

ここでは、生活を見返して、普段のどんな場面に確率が隠れているかを見ていきましょう。

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男と女が生まれる確率は?

男の子が生まれる確率と女の子が生まれる確率は、わずかに男の子が生まれる確率が高い

です。その確率は、

\begin{align}
& \text{男の子が生まれる確率} \rightarrow 51.278\% \\
& \text{女の子が生まれる確率} \rightarrow 48.722\%
\end{align}

です。

少しだけですが、男の子の方が生まれる確率が高いのです。なぜでしょうか?

 

人類が子孫を残していくためには、男女の数は平等の方がいいような気がします。

いえ、女性の方が多い方がイイとさえ思えます。男性には子供を産む力がないですからね。

一夫多妻が許されている国もあるくらいですから、子孫を残すには女性が多い方がいいと思いますが…なぜでしょうね?

 

その理由は、男女の死亡率(平均余命)の違いにあるのかもしれません。

これに関しての考察は、以下の記事をご覧ください。

 

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やっぱり、”夢のある確率”は宝くじ

日常生活の中で身近にあり、夢のある確率と言えば、宝くじでしょう。

日本で行われている宝くじで一番配当金額の高い年末ジャンボの当選金額と当たる確率を見ていきましょう。

下の表は2014年の年末ジャンボ宝くじのものです。

等級 当選金額 当選確率
1等 5億円 0.00001%
1等の前後賞 1億円 0.00002%
1等の組違い賞 10万円 約0.001%
2等 2000万円 0.00002%
3等 100万円 0.001%
4等 5万円 0.01%
5等 3000円 1%
6等 300円 10%

1等の5億円が当たる確率は0.00001%であり、1000万人に一人の確率です。

この確率は9個のサイコロを振ってすべて1の目を出す確率とほぼ等しいです。

コインであれば、23回連続で表が出れば当たります。

この確率をどう捉えるかはあなたの自由です。

「やっぱり、当たる確率は途方もなく低いな」と思った人もいれば、「思ったほどではないな、意外とイケるんじゃないか?」と思った人もいるでしょう。

 

以下の記事では、宝くじで1等が当たる確率を、様々な例えで面白く表現しています。

いまいち宝くじの当たる確率がイメージできないという人へオススメですよ。

 

交通事故にあう確率

突然ですが、あなたがこれから1年間で交通事故にあう確率はどのくらいだと思いますか?

 

私は交通事故にあったことはありません。

しかし、回りには交通事故にあった経験がある人がチラホラいます。

 

これらのことを考えると、私は、

「これから1年間で交通事故にあう確率は0.01%程度かなぁ」

という感覚でした。

1万に1人という計算です。

 

答えです。

国土交通省の調べによると、1年間で交通事故で死傷した人の数は、118万人だそうです。

日本の人口は1億2692万人ですので、これから1年間で交通事故にあう確率を計算すると、

$$\text{1年間で交通事故にあう確率} = \frac{1,180,000}{126,920,000} = 0.9297\%$$

です。

ほぼ\(1\%\)ですね。100人に1人です。

 

どうでしょうか?

思ったよりかなり可能性が高いですね。これから一年間、交通事故には注意しましょう。

 

ちなみに、女性に比べて男性の方が事故に遭う確率は高く、約1.5倍らしいので頭に入れておきましょう。

 

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天気予報 – 毎日気になる確率の代表

多くの人に一番身近な確率と言えば、天気予報ではないでしょうか。

朝のニュースで、

「今日の午後からの降水確率は80%です。」

などと聞いた日には、テンション下がりますよね。傘は忘れずに持っていかないといけません。

 

しかし、天気予報も「当たらないぁ~」という日もありますよね。

天気予報が当たる確率はどのくらいなのでしょうか。調べてみました。

 

気象庁の公式ホームページに、天気予報の当たる確率について精度検証しているページ(気象庁 – 天気予報の精度検証結果)を発見しました。

その一部を紹介します。

引用元:気象庁 – 天気予報の精度検証結果

この図は、東京の”降水の有無の的中率”と”最高気温の予報誤差”がここ数十年間でどのように変化していっているかを示したグラフです。

”降水の有無の的中率”と”最高気温の予報誤差”について、分かりやすく説明しておくと、

  • 降水の有無の的中率:雨(雪)が降ったか降らなかったかの確率(グラフの青線)
  • 最高気温の予報誤差:最高気温よ予報値がどれだけ実際の気温とズレたか(グラフの赤線)

ということです。

 

では、グラフを見ていきましょう。どちらもグラフの縦軸の値が上の方ほど、良いです。※最高気温の予報誤差は上の方が値が小さいことに注意です。

降水の有無の的中率は、1980年代では、82%程度だったのに対して、最近の2015年付近では約87%と、年々的中率は上がっていっています。

 

最高気温の予報誤差も精度は上がっているようです。

1900年代では、誤差が2度程度あったのに対して、2016年ではほぼ1.5度と徐々に精度が向上しているようです。

 

天気予報の研究が進むにつれて、予報の精度がどんどん良くなっていますね。

これからもコンピュータの計算速度の向上や天気予報シミュレーションの高精度化によって、さらなる精度向上が期待できるでしょう。

 

じゃんけん

”じゃんけん”も身近に存在する確率の一つです。

一回だけじゃんけんをしたときに勝つ確率、負ける確率、あいこの確率は、

  • 勝つ確率 → 1/3
  • 負ける確率 → 1/3
  • あいこの確率 → 1/3

ですよね。

「なにを今さら当然のこと言いやがって」

と思うかもしれません。

 

これは正しくはありません。

確かに、じゃんけんをしている二人が何も考えずにランダムに”出す手”を決めているのであれば、すべて1/3でしょう。

しかし、人間は無意識にしても出しやすい手と出しにくい手があります。それは人によって違うかもしれません。

あなたも「なんかこの人には相性が悪いな」と思ったことはありませんか?

もしかすると、自分のよく出す手と相手のよく出す手の相性が悪いのかもしれませんよ。

 

もちろん、じゃんけんに必勝法はありません。

しかし、できるだけ勝つ確率を上げる方法はたくさんの人によって考えられています。

なんとじゃんけんを研究した論文まで存在するのです。

 

例えば、統計的に人間は”ぐー”を出す確率が一番高いことが分かっています。

これを知っているだけでも、”ぐー”に勝つ”ぱー”を出す回数を多くすることで、人生でじゃんけんに勝つ確率を上げることができるかもしれません。

以下の記事はじゃんけんについて、勝つ確率を上げるために色々な情報や論文を調べ、まとめたものです。

これであなたもじゃんけんの達人だ!

 

とりあえず、日常生活に隠れた確率はこのくらいにしておきましょう。

まだまだ、たくさんの確率があなたの身近には隠れていますから、発見して楽しんでくださいね。

 

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まとめ

  • 日常生活には、たくさんの確率が隠れている
  • ここで紹介したものは以下のような確率
    1. 男と女が生まれる確率
    2. 夢のある確率の代表”宝くじ”
    3. 交通事故にあう確率
    4. 毎日気になる確率の代表”天気予報”
    5. じゃんけん

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