面白くて不思議な数字の計算20選!

ここでは、面白しろくて、ちょっぴり不思議な数字や計算を紹介します。
こんな計算、誰が発見しているのでしょうか?
- 1. 面白くて不思議な数字の計算 – トップ20
- 1.1. その① – 一年の日数である\(365\)はやっぱり特別な数字?
- 1.2. その② – 二乗して足しても同じ数
- 1.3. その③ – 1~9の数字を一回ずつ使った分数の掛け算を成立させる
- 1.4. その④ – 7を何乗しているかに注目
- 1.5. その⑤ – 逆にして二乗してみよう
- 1.6. その⑥ – 4乗根の式が成り立つ整数はコレ
- 1.7. その⑦ – 同じ数字を使って等式を作る
- 1.8. その⑧ – ⑦と同じ性質を持つ等式
- 1.9. その⑨ – 1で6を挟む数(例:161)で素数なのは…
- 1.10. その⑩ – 三角形の内角の和を\(\tan\)で表すと…
- 1.11. その⑪ – 二乗すると、二つの数をくっ付けてた数に!
- 1.12. その⑫ – 二桁に分解して二乗して足そう
- 1.13. その⑬ – 連続した数のべき乗で和をとると…
- 1.14. その⑭ – \(10\)の階乗(\(10!\))秒はちょうど6週間
- 1.15. その⑮ – \(241\)の不思議
- 1.16. その⑯ – 数字を逆にして掛けると、答えも逆に
- 1.17. その⑰ – 連続した5つの素数を掛けると…
- 1.18. その⑱ – \(4\)を掛けて答えを逆に
- 1.19. その⑲ – 半分に分けて二乗して足す
- 1.20. その⑳ – 素数を作る数\(987\)
- 2. まとめ
面白くて不思議な数字の計算 – トップ20
その① – 一年の日数である\(365\)はやっぱり特別な数字?
数字の\(365\)は、\(10\)から始まり3つの連続する数と、それに続く連続する2つの数の二乗の合計に等しいです。
$$365 = 10^2 + 11^2 + 12^2 = 13^2 + 14^2$$
その② – 二乗して足しても同じ数
\(1, 4, 6, 7\)と\(2, 3, 5, 8\)はそのまま足しても、二乗して足しても値が同じになる数字のグループです。
\begin{align}
1^2+4^2+6^2+7^2 = 2^2+3^2+5^2+8^2 = 101 \\
1+4+6+7 = 2+3+5+8 = 18
\en{align}
その③ – 1~9の数字を一回ずつ使った分数の掛け算を成立させる
以下の式は、3つの分数が登場します。
\begin{align}
\frac{18534}{9267} \times \frac{17469}{5823} = \frac{34182}{5697}
\end{align}
どの分数も1~9の数字が1回ずつ登場している面白い掛け算となっています。
その④ – 7を何乗しているかに注目
以下の式で\(7\)を何乗しているかに注目してください。
$$13177388 = 7^1+7^3+7^1+7^7+7^7+7^3+7^8+7^8$$
右辺では左辺の数が\(7\)の肩に乗っています。
その⑤ – 逆にして二乗してみよう
\(13\)を逆にした\(31\)を二乗すると、その計算結果も逆になります。
\begin{align}
13^2 = 169 \\
31^2 = 961
\end{align}
その⑥ – 4乗根の式が成り立つ整数はコレ
$$20615673^4 = 2682440^4 + 15365639^4 + 18796760^4$$
この式は、ノアン・エルキース(51歳、2018年6月現在)というアメリカの数学者が発見した式です。
その⑦ – 同じ数字を使って等式を作る
以下の等式は、使用している数字がすべて同じです。
$$32768 = \frac{(3-2+7)^6}{8}$$
しかも、\((3-2+7)^6/8\)と表現すると、並びの順番も同じことがわかります。
その⑧ – ⑦と同じ性質を持つ等式
$$14641 = (1+4+6)^{4 \times 1}$$
これも前の⑦と同じ性質を持つ等式です。
その⑨ – 1で6を挟む数(例:161)で素数なのは…
$$16661$$
は\(1\)で\(6\)を挟む数の中で最小の素数です。
この次は、
$$1666666666661$$
となります。
\(161\)、\(1661\)は素数ではありませんし、
\(16661\)と\(1666666666661\)の数の間の数字である、
\begin{align}
& 166661 \\
& 1666661 \\
& 16666661 \\
& 166666661 \\
& 1666666661 \\
& 16666666661 \\
& 166666666661 \\
\end{align}
も素数ではありません。
その⑩ – 三角形の内角の和を\(\tan\)で表すと…
もし、
$$A+B+C = 180$$
であれば、
$$\tan{A} + \tan{B} + \tan{C} = \tan{A}\tan{B}\tan{C}$$
が成り立ちます。
その⑪ – 二乗すると、二つの数をくっ付けてた数に!
\(1\)を\(0000001\)と考えて、\(9999998\)と足し二乗すると、をただくっ付けて作った数になります。
$$(9999998+0000001)^2 = 99999980000001$$
ちょっと、不思議ですね。
その⑫ – 二桁に分解して二乗して足そう
\(165033\)を二桁ずつに分解して、二乗して足すと、
$$165033 = 16^3 + 50^3 + 33^3 = 165033$$
なんと同じ数になります。
不思議な性質をもった数字はたくさんあるものですね。
その⑬ – 連続した数のべき乗で和をとると…
$$2646798 = 2^1+6^2+4^3+6^4+7^5+9^6+8^7$$
左辺の数字を1桁に分解して、\(1\)から連続した数のべき乗の和をとると、やっぱり同じ数になります。
その⑭ – \(10\)の階乗(\(10!\))秒はちょうど6週間
\(10\)の階乗(\(10!\))は秒数にすると、ちょうど6週間になります。
$$10! \text{秒} = 3628800 \text{秒} = 42 \text{日間} = 6 \text{週間}$$
その⑮ – \(241\)の不思議
こんな不思議で面白い数も発見されています。
$$\frac{241} = \frac{2^8+4^8+1^8}{2^4+4^4+1^4}$$
その⑯ – 数字を逆にして掛けると、答えも逆に
$$221 \times 312 = 68952$$
の掛け算の式があります。
左辺の二つの数の位を逆にして掛けると、
$$122 \times 213 = 25986$$
となり、答えも左右逆になります。
その⑰ – 連続した5つの素数を掛けると…
\(7\)から連続した素数を5つ掛けると、
$$7 \times 11 \times 13 \times 17 \times 19 = 323323$$
となり、左右対称の数字が答えとなります。
その⑱ – \(4\)を掛けて答えを逆に
シンプルに\(4\)を掛けることで、左右逆になる数字は\(21978\)です。
$$21978 \times 4 = 87912$$
その⑲ – 半分に分けて二乗して足す
16桁という非常に大きな数(\(9893941210243728\))を半分に分けて、二乗して足すと、
$$9893941210243728 = 98939412^2 + 10243728^2$$
このように元の数と一致します。
その⑳ – 素数を作る数\(987\)
以下の二つの数字はどちらも素数となっています。
\begin{align}
987 × (9 + 8 + 7) + 1 = 23689\\
987 × (9 + 8 + 7) – 1 = 23687
\end{align}
スポンサーリンク
まとめ
- 面白くて不思議な計算や数字を20個紹介しました。しかし、まだまだこの他にも様々な面白い計算や数字が存在しています。いったい誰がどうやって発見しているのでしょうか。どうして、こんな計算や数字を発見できるのか不思議ですね。
ディスカッション
コメント一覧
⑤に関して、12と21でも成り立ちます。
12×12=144
21×21=441
(10a+b)^2=100a^2+20ab+b^2
つまり百の位がa^2、十の位が2ab、一の位がb^2となる。
このa^2、2ab、b^2が全て一桁の数である、(a,b)=(1,1),(1,2),(1,3),(2,1),(2,2),(3,1)の場合において⑤のような式が成り立つのです。
このことから、11の2乗は121、22の2乗は484と対称になっていることもわかります。
なるほど、分かりやすい説明ありがとうございました。
その11に関して9が連続する数は全て同じ性質を持ちます。
⑫は三乗では。
二乗では小さすぎる気がします。
ちゃんと計算して確かめてください。
ご指摘ありがとうございました。
三乗の間違いでした。修正しました。
⑨について。
61が最小の素数ではありませんか。
1と6で出来ている最小の素数は61ではないでしょうか。修正お願いします。
面白い内容ばかりで飽きずに読んでいられました!
間違いのご指摘ありがとうございます。
内容を修正いたします。ただ少し時間をください。
現在、記事内容を修正できない場所に居まして…後日必ず修正いたします。
サイト楽しんでいただけて本当にうれしいです。
ありがとうございます!
⑨について修正しました。
教えていただきありがとうございました。
⑯について25986ではないでしょうか。
52986では逆なっていない気がします
面白くてやってみました
又⑭に関しても42時間ではなく
42日間ではないでしょうか
間違いのご指摘ありがとうございます。
修正しました。
14について、42日で6週間
⑯は25986ではないのでしょうか
52986では逆になっていない気がします
とても面白かったので、ノートに書いていろいろやってみました。
その通りでした。修正しました。
⑯について25986ではないでしょうか。
52986では逆なっていない気がします
面白くてやってみました
その通りでした。修正しました。
⑯について25986ではないでしょうか。
52986では逆なっていない気がします
面白くてやってみました
その通りでした。修正しました。
とても面白かったです
32768や14641のような数をナイスフリードマン数と呼びます
ピンバック & トラックバック一覧
[…] 下記数字の二乗=前項の数字と第2項の数字を繋いで表示の値 […]