不思議で面白い数字の雑学・トリビア10選

数字・数学には、「なんでそんなことになるの?!」という不思議で面白い性質がたくさんあります。
ここでは、人に話したくなる数字の雑学・トリビアを紹介します。
使えないけど面白い数字の雑学・トリビアを紹介
面白い数字の不思議で面白い雑学・トリビアについて紹介します。
このサイト全体が数字・数学のトリビアに関して紹介していますが、その中でも
- 面白いけど生活や勉強には使えなさそう
- 短い説明でも分かるし簡単
というものを10つ選びました。
役には立たないかもしれないですが、絶対に人に話したくなること間違いなしですよ!
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①円周率3.14の秘密
円周率は数学で一番有名な定数かもしれません。学校では、その値は3.14と習いますね。
ところで、円周率は\(π\)(パイ)と呼び、同じ発音で円の形をした食べ物にパイ(アップルパイなど)がありますよね。
英語表記だと、
PIE
と書きます。
この”PIE”と”3.14″にはある秘密があります。
“3.14”を左右に反転してください。
すると…なんと”PIE”の文字が現れました!(下の画像)
詳しくはこちら↓
②11,111×11,111の答えが美しい
1が連続した数同士の掛け算、例えば、
$$11,111 \times 11,111$$
の答えは、
$$11,111 \times 11,111 = 123,454,321$$
となります。数字に対称性が現れましたね。
これ以外にも、1が連続した数同士の掛け算、
\begin{align}
1 & \times 1 \\
11 & \times 11 \\
111 & \times 111 \\
& \cdots \\
111,111,111 & \times 111,111,111
\end{align}
の答えは美しい対称性を持ちます。なぜこのような答えになるかは筆算を考えれば理解しやすいです。
詳しくはこちらをご覧ください↓
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③6と9を使って答えも6と9にする
簡単です。6と9を掛けた数と6と9を足した数を足すと、答えも6と9を使って書けるというものです。
こんな感じです。
$$(6 \times 9) + (6 + 9) = 69$$
要は、式全部が6と9を使って書けるよって話です。
ちょっと物足りないですかね。
④マジックナンバー”142857″
一見、特に変わった特徴のない数字にみえる”142857″ですが、実は面白い性質をたくさん持った数なのです。
例えば、この数字に1から6までの数字を掛けてみましょう。
\begin{align}
142857 \times 1 & = 142857 \\
142857 \times 2 & = 285714 \\
142857 \times 3 & = 428571 \\
142857 \times 4 & = 571428 \\
142857 \times 5 & = 714285 \\
142857 \times 6 & = 857142
\end{align}
お気づきでしょうか?
答えに使われている数字はすべて同じです。しかも同じ順番で数字が循環していることがわかります。
さらに、7も掛けてみましょう。
\begin{align}
142857 \times 7 = 999999
\end{align}
9が並びました。
ここで紹介した以外にも、”142857″には面白い性質がたくさんあります。詳しくは、
をご覧ください。
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⑤1から10まですべての数で割れる最小の数字は?
2520
誰が見つけたのかわかりませんが、この数字、
1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10
のすべての数字で割ることができる最小の数なんです。
実際に電卓で割って確かめてみると、
\begin{align}
2520 \div 1 & = 2520 \\
2520 \div 2 & = 1260 \\
2520 \div 3 & = 840 \\
2520 \div 4 & = 630 \\
2520 \div 5 & = 504 \\
2520 \div 6 & = 420 \\
2520 \div 7 & = 360 \\
2520 \div 8 & = 315 \\
2520 \div 9 & = 280 \\
2520 \div 10 & = 252 \\
\end{align}
となり、ちゃんとすべての数で割ることができました。
⑥9で割り切れるかを一瞬で判断する
下の数字をご覧ください。
$$192834$$
この数字は9で割り切れると思いますか?五秒で答えてください。電卓を使うのはなしです。
普通に計算するととても五秒では無理ですよね。
しかし、ある方法を使うと数秒で9で割り切れるかが分かってしまいます。それは、
数字の各桁をすべて足すのです。こうなります。
$$1+9+2+8+3+4=27$$
さらに、数字の各桁の数字を足します。
$$2+7=9$$
“9”になりましたね。このように、各桁を足していって最後に”9″になると元の数(192834)は”9で割り切れる数”というふうに言えます。
では、
$$116$$
はどうでしょうか?
各桁の合計は8ですね。なので、116は9では割り切れない数ということになります。
ここで注目した数”9″は不思議な数字です。以下の記事にまとめてますので、ぜひご覧ください。
⑦割って割って元の数に戻っちゃう?
適当な三桁の数字を思い浮かべてください。私は、
$$349$$
を思い浮かべました。
この数を二回書きます。
$$349349$$
この数を三つの素数(7, 11, 13)で割ってしまいましょう。すると、
$$349349 \div 7 \div 11 \div 13 = 349$$
出てきた数は”349″です。
あれっ!元の数に戻ってしまいました。詳しくは、以下の記事で!
⑧”496″は神秘の数字
“496”は宇宙の真理を表す数だと言われています。
“496”を割り切ることのできる数を列挙してみましょう。それは、
$$1, 2, 4, 8, 16, 31, 62, 124, 248$$
では、これらの数字をすべて足します。
$$1+2+4+8+16+31+62+124+248=496$$
元の数”496″になりましたね。
これは、完全数という数で、
自分の約数(割り切ることのできる数)をすべて足すと、自分自身の数に戻ってしまう
のような性質があります。
完全数は”496″以外にもたくさんあるのですが、”496″はその他にも色々な面白い性質・現象がたくさんあるのです。
そのため、”宇宙の真理を表す数”とされています。
⑨カプレカ数
カプレカ数という不思議な数字が存在します。その数字は、
$$495$$
です。
一体どんな性質を持った数なのでしょう。
まずは、適当な三桁の数字を思い浮かべてください。ただし、すべて同じ数はダメです。
ここでは、
$$824$$
を選びました。
まず、この数の各桁を大きい数字から並べかえましょう。すると、
$$824 \rightarrow 842$$
となります。さらに、小さい方から並べた数も用意します。
$$824 \rightarrow 248$$
そして、大きいほうの数から小さい方の数を引きます。
$$842 – 248 = 594$$
出てきた数をさらに同じように並び替え引き算します。
$$954 – 459 = 495$$
ここで、始めに紹介したカプレカ数”495″が登場しましたね。
さらに、同じ操作を続けます。
$$954 – 459 = 495$$
あれ!数が変わりません。これでおしまいですね。
実は、三桁のどんな数(ただしすべて同じ数字はダメ)を選んでも、最終的にはこのカプレカ数”495″に行き着くのです。
他の数字でも試してみてくださいね。
ちなみに、ここでは三桁のカプレカ数を紹介しましたが、四桁のカプレカ数もあります。
カプレカ数に興味が沸いてきた方は、以下の記事をどうぞ。
⑩すべて同じ曜日の日
数字の雑学・トリビアではないかもしれませんが、カレンダーには面白い性質が潜んでいます。
可能であれば、次の日付が何曜日であるかを調べてみてください。何年のカレンダーでもよいですよ。
4/4、6/6、8/8、10/10、12/12
どうでしたか?
ちなみに、2018年はすべて水曜日です。
年によって曜日は違いますが、一年の間ではすべて同じ曜日となるのです。
まとめ
- 面白くて不思議な性質を持った数字はたくさんある
- 数字や数学が好きな人はこのサイトを楽しんでね
ディスカッション
コメント一覧
人類や地球の成り立ちや歴史について考えたい方、
また天体観測、月食、日食、天体望遠鏡、星空などに興味がある方は
是非、これから説明する数字にまつわる不思議な関係をご覧ください。
https://www.a-la-francaise.com/blog/%e4%bb%8a%e4%b8%96%e7%b4%80%e6%9c%80%e9%95%b7%e3%81%ae%e6%9c%88%e9%a3%9f%e3%82%92%e3%83%95%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%b9%e3%81%a7%ef%bc%81/
学校のレポートで使わせて頂きました!
とても丁寧に教えてくださったので、きちんとノートが埋まりました笑
ありがとうございます!(o^^o)
不思議、面白い有り難う
わわわ
⑨カプレカ数19行目式間違えてる。
ご指摘ありがとうございます!
修正いたしました。
すごく面白いですね(*´∀`*)
より数学が好きになりました!!
コメントありがとうございます。
そういってもらえるのが一番うれしいです。
これからも当サイトをよろしくお願いします。
9の倍数だけでなく3や19の倍数も確かめることができます。
こういうのは学校では習わない(?)と思うので面白いです。
(中学生の段階で)
ならうわ
ごみかよ
wwwwwwwwwwww
習わん
なんか暴言吐くところガキっぽい
3は習うかもしれんが、19は習わんよー
不思議、面白い有り難う
現役中学生の人に言わないでw
ためになるー!
数の不思議について知れてよかった0〰0
とても面白いです
ああああういああああああ
どうゆー意味www
とてもいい話でしたありがとうございます。
すごいですね✨
このサイトに書いてあるのは殆ど違うサイトに書いてあったからあまり面白くなかったです
強がんなって
知ってたとしても言わなくていいだろ
考えて発言しろよ
同感
あ
わざわざ時間さいてやってくれたのにそれはないやろ
どうゆうこと・・・・・
“⑤1から10まですべての数で割れる最小の数字は?”について
これは1,2,3,4,5,6,7,8,9,10の最小公倍数を求めると2520という数が出てきます。
参考までに複数の数の最小公倍数の求め方も書いておきます
1,求めたい数を全て素因数分解(=素数の掛け算の形だけで表すこと)します。(1には素因数がないがとある数と1との最小公倍数はその数となるので考慮しなくてよい)
2,出てきた素因数のうちそれぞれの指数が大きいものを選び掛け合わせる
3,完成
今回の1~10でやると
1,素因数分解
2=2^1
3=3^1
4=2^2
5=5^1
6=(2^1)*(3^1)
7=7^1
8=2^3
9=3^2
10=(2^1)*(5^1)
2,大きいものを選ぶ
2は8の2^3の”3”が最大
3は9の2,5は5の1(10の5の1でもよい),7は7の1をそれぞれ掛け合わせると
(2^3)*(3^2)*(5^1)*(7^1)=8*9*5*7=2520
このように求められる
πは、pieではなくpiですよ。
いりみみ
不思議、面白い有り難う
おもろいな
すごいなあ
学校のクイズに役立ちました。
ありがとうございます
学校のページで使わせていただきました!